Brava Enterpriseのディスク容量見積もり方法

Brava Enterpriseのディスク容量見積もり方法

Brava Enterpriseのディスク容量で事前に考慮する必要があるのは、下記の2点となります。
  1. ファイルキャッシュ保持に必要なディスク容量
  2. JobProcessorホストに必要なディスク容量
それぞれの見積もり方法について説明します。

ファイルキャッシュ保持に必要なディスク容量

キャッシュデータの容量は、参照するビューア種別によって異なります。
ActiveXビューアの場合原本ファイルの2倍程度、HTMLビューアの場合は原本ファイルの4倍程度を見積もっておく必要があります。
またこのほか、一時的に原本ファイルそのものをキャッシュフォルダ内に保持しますので、その点も考慮する必要があります。

ファイルシステムキャッシュの場合はキャッシュの最大サイズをあらかじめ指定しておくことができます。
キャッシュデータはそのサイズ内に収まるようBravaサーバーにて管理されるため、特にチューニングを行う必要はありません。

JobProcessorホストに必要なディスク容量

JobProcessorは原本ファイルや変換されたファイルの描画データを保存しませんので、必要なディスク容量はさほど大きくありません。
外部アプリケーションを使用した変換時に派生する中間生成ファイルを保持するための、一時的なストレージスペースが必要となるだけです。

不要となった中間生成ファイルが正しく削除されていれば、さほど大きなストレージスペースは必要ありません。
しかし、エラーなどで変換処理に失敗した際に、まれに中間生成ファイルが残ったままとなることがあります。
このような中間生成ファイルの残存物を定期的にクリーンアップするために、プロセスモニターという監視機能が提供されています。
この機能の構成方法については、製品のインストールガイドをご参照ください。

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