Brava Enterpriseキャッシュデータは、下記の2つのデータから構成されます:
1.キャッシュデータ実体
JobProcessorの変換処理によって生成されたキャッシュデータの実体です。ファイルシステム上に保存されます。
キャッシュデータの保存場所は設定ファイル(server.properties)で定義されており、変更が可能です。
1つのドキュメントのキャッシュデータは、複数のフォルダから構成されます。
2.管理用インデックスデータ
キャッシュ実体を効率よく管理するためのインデックスデータです。
インデックスデータは、Bravaサーバー稼働中はJava VMのヒープメモリ上に保持されますが、バックアップのため一定時間毎にディスクにも書き出しされます。
Bravaサーバーが停止した後、次の起動時には、ディスクにバックアップされたインデックスデータが読み込まれ、ヒープメモリ上に読み込まれるという仕組みです。
インデックスデータ内には、DocIDとDocVersionの情報が含まれます。
Bravaサーバーは、リクエストされたドキュメントのDocID, DocVersionと、メモリ上のインデックスデータとを照合し、キャッシュ有無を判断しています。