変換とキャッシュ
初回閲覧時に変換処理のオーバーヘッドをなくす方法
初回閲覧時のオーバーヘッドとは Brava Serverは、ドキュメントの初回閲覧時に原本ファイルをBrava独自形式に変換してキャッシュデータとして保存します。 新規に文書管理システムに追加されたドキュメントなど、それまで誰にもアクセスされていなかったドキュメントはビューアに表示されるまでに時間がかかります。 ビューアに表示されるまでのターンアラウンドタイムに、JobProcessorによるドキュメントの変換時間が含まれるためです。 APIを使用した事前のキャッシュ作成 ...
単一ページ変換について
単一ページ変換とは、ファイル変換の際に、「ページ単位のキャッシュ生成」を行う機能です。 ページ数の多い文書系のドキュメントを変換する際に効力を発揮します。 この記事では、単一ページ変換について詳しく説明します。 単一ページ変換の目的:変換の待ち時間を少なく見せる 初回アクセスのドキュメント(=キャッシュが作成されていない)にユーザーがアクセスすると、Bravaはアクセスされたドキュメントの変換を行います。 ...
キャッシュフォルダの場所を変更する方法
キャッシュフォルダ(キャッシュを保存するためのフォルダ)のパスは、設定ファイル「server.properties」内の下記パラメータに指定されています。 ・displaylist.cache.root ・local.displaylist.cache.root デフォルトのパスから書き換えた後は、Brava Serverを再起動することで新しいパスが認識されます。 注意: デフォルトのキャッシュフォルダには適切な権限が設定されています。 ...
Bravaキャッシュの詳細仕様
この記事では、Brava Enterpriseキャッシュの詳細仕様について説明します。 キャッシュデータの構成 Brava Enterpriseキャッシュデータは、下記の2つのデータから構成されます: 1.キャッシュデータ実体 JobProcessorの変換処理によって生成されたキャッシュデータの実体です。ファイルシステム上に保存されます。 キャッシュデータの保存場所は設定ファイル(server.properties)で定義されており、変更が可能です。 ...
キャッシュの削除について
この記事では、Brava Enterpriseキャッシュの削除について説明します。 Bravaキャッシュはどのようなときに削除されるか Bravaキャッシュの保持量は、設定ファイル「server.properties」にてあらかじめ最大サイズを指定しておくことができます。 このサイズを超えると、Bravaサーバーが自動でキャッシュサイズの縮小を行います。 具体的には、作成日の古いキャッシュから順に削除されます。 ...