ActiveXビューアとHTMLビューアでは、主に下記のような点で差異があります。
- インストールの必要性
ActiveXビューアはIEのアドオンとして動くためインストールが必要ですが、HTMLビューアはインストールの必要はありません。
- 対象ブラウザ
ActiveXビューアはInternet Explorerのアドオンとして動作するものであるため、Internet Explorer上での使用に限られます。
HTMLビューアは、複数種類のブラウザで使用できます。
- 対象デバイス
HTMLビューアは、WindowsPC以外にも一部タブレットやスマートフォン上で使用できます。
- ビューア上での表示方法
HTMLビューアでは、ベクター形式のキャッシュデータをもとにクライアントマシン上で描画処理を行います。そのため、ActiveXビューアと比較すると、クライアントマシンのメモリリソースをより多く消費します。
また、表示対象のドキュメントの性質(ページ数や、含まれる文字情報/画像の量)に応じて表示状態のチューニングが必要となる場合があります。
- キャッシュデータ
HTMLビューアのキャッシュデータは、ActiveXビューアよりもサイズが大きくなります。